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GamebaseのIdP認証について

Gamebaseでは以下の7つのIdPおよびゲスト認証プラスアルファの認証を提供しています。

– Facebook
– Google
– Apple Game Center
– Twitter
– LINE
– Naver
– Payco

非公式サポートのIdP
– 中国のローカルAndroidストアIdP 約10件(WeChat、Weiboなど)
– ハンゲームIdPなど

非公式サポートのIdPは、NHNの社内ゲームでは利用していますが、公開サービスとしては提供していません。その理由は、中国の版号審査が難しいことと需要がなかったためです。中国の版号審査をパスした会社には、個別に中国のローカルIdPに対応したGamebaseを提供しています。
ちなみに、NHNグループには中国へゲームをリリースするためのコンサルティングや版号申請などを代理で行う現地法人があります。
NHN Service Technology

では、NHNの内外で使用するGamebaseに、違いはあるでしょうか?

答えは、「ない」です。

正確には完全に同じではありませんが、性能、機能面では全く変わりありません。精算に関連する機能とSandBoxモード(別名マルチテストバージョン)の運用度合に若干の違いがあります。

精算はほとんどの会社で自主的に処理する部分が多いですよね。
また、SandBoxモードについては、QA完了前であっても機能を先行して適用したいゲームで利用できるようにNHN社内用にオープンしたモードで、内部的にも徐々に減らしているところです。

ところで、Gamebaseを適用してゲームやアプリを運用している間、障害が発生した経験はありますか?
幸いなことにGameabaseの提供を開始してからは、これといった障害は発生していません。しかし、関連システムにより障害を受けたケースがありました。

最も大きい問題は、IdP障害によるログインの問題です。
この部分はIdPプロバイダーに起因するため、該当のIdPを使用する場合は避けられない問題です。
よくご存知のGoogle、Apple、Facebookなどのパートナーです。
IdP認証障害事例

Google、Apple、Facebookは、非常に規模が大きいサービスで、細かいサービスの種類や規模を正確に把握することさえ難しいように思われます。センシティブな情報を持つ、複雑で巨大なシステムをこのように安定的に運営できることは大変素晴らしいことです。しかし、障害から完全に解放されているわけではなく、私たちの生活への影響が大きいからこそ、障害が発生した場合も影響範囲が甚大になります。

Gamebase内部でもネットワークの問題や、老朽化した設備交換などによる瞬断がありました。
おそらく問題がないシステムというものは存在しません。しかし、綿密な事前準備や計画で障害を未然に防ぎ、障害が発生した場合は、迅速な対応と円滑なコミュニケーションで適切な事後措置を行うことが非常に重要だと考え、日々運営しています。

今回は Gamebaseの認証の話題を中心にお話しましたが、内部サービスにも外部と同じSDKとバックエンドシステムを適用しているGamebaseは、信頼できるサービスであると自負しています。

 

NHN Cloud Meetup 編集部

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